こんにちは。
愛知県名古屋市南区で玄関ドアリフォーム工事をご用命頂きました。
この度は誠にありがとうございます。
玄関の枠などは問題ない状況でしたが、ドア本体の劣化と
組み立てビスが経年劣化で壊れてしまい、開閉に支障が出ているということで
お伺い致しました。
名古屋市内という事もあり、地域を確認すると準防火地域でした。
既存の玄関ドアが防火仕様の為、新しくする玄関ドアも防火仕様を
採用する必要があります。ドア本体のお値段が
少々通常のものよりも高くなってしまいます。
法律を守る必要がありますね。致し方ないところでしょうか。
ガラスに網入りタイプが採用されていて、防火戸としての役割があります。
長い間お疲れ様の玄関ドアです。
こちらが新しいリフォーム用ドアリモ防火仕様の枠です。
黒いシールが全周に渡って貼られています。
これが火災時に熱で膨らんで、気密を確保し、
空気の通り道を塞いで延焼を防ぎます。
枠を吊り込み、寸法を確定させるためにスペーサーなどで
仮に設置します。
今回は、既存の枠が半外付枠と呼ばれる施工方法でしたので、
専用ブラケットを新しい枠に取り付けして施工を行います。
室内側の柱へ直接ビスを施工するために現場によって専用ブラケットを使います。
外壁より飛び出している既存玄関ドアのアルミ部分だけへの
ビス施工では弱いので台風などの強い力に耐えることは出来ません。
現場調査時に気を付けて見ています。
寸法調整をしながら、
新しい玄関枠を水平、垂直、対角をしっかり見ながら留め付けていきます。
ここでまっすぐに設置しないと後に問題が起きる可能性があるので時間をかける工程です。
既存の枠も家自体も長年の使用で少々傾いていたりすることがあります。
これはしょうがないことなのですが、新しく玄関ドアを設置する際は注意です。
また、既存枠の内側に新しい枠を設置しますので、玄関ドアの開口寸法が
少し狭くなります。
しっかり寸法を確定して取り付けをした後、新しい防火仕様のドアを吊り込みます。
全く問題なく、ピッタリ寸法です。
そして、ここからはオリジナルの断熱気密施工です。
この部分は後の工程で隠れてしまう部分です。
面倒なのであまり処理をしない業者さんもいると思います。
この部分はどの現場もこだわりを持ってすき間を処理します。
MADOショップ名東店では新築部門やリフォーム部門のグループ会社もありますので、
気密断熱処理の重要さは理解しています。応用をしてお役立ちできればと思います。
気密断熱処理を行った後、外額縁を取り付けします。
現場に合わせて外額縁をカットする必要があります。寸法を見ながら一発勝負です。
既存枠をカバーして隠してくれます。外壁を壊す必要はありません。
額縁の大きさは、現場調査時に確定を行います。既存枠の納まりや大きさ次第です。
大きいものは値段が高いので全体のお値段が変わる部分でもあります。
外額縁を取り付けした後、外部コーキング処理を行います。
そして、内部の額縁を取り付けします。
完成です。
断熱&防火仕様の玄関ドアです。養生をはがして
お掃除を行いつつ、各部調整を行い、
ご説明させて頂きながら鍵をお渡しいたします。
とてもうれしい瞬間ですね。およろこびいただけました。ありがとうございます。
この度はご用命頂きまして誠にありがとうございました。今後共宜しくお願い致します。
また内部のドア等もご検討とのことで、うまく行きましたらお声がけ下さいませ。